目標の叶え方は人によって違う
昨日の記事では織田信長と豊臣秀吉の2種類の生き方についてご紹介しました。
織田信長の「目標達成型」の人生
豊臣秀吉の「天命追求型」の人生
人の性格は人の数だけ違っているので生き方も十人十色です。
ただ今の教育や自己啓発本には、
「目標達成型」を推奨するケースが多いと感じています。
しかし、どちらかというと「天命追求型」的な考え方のほうが
日本人には馴染みやすいのかな~とも思います。
このことについて習慣化コンサルタント古川武士さんがメルマガで
こんな面白い記事を描いてくださいました。
古川さんは人のタイプには
「波乗りタイプ」と「山登りタイプ」という2種類があるといいます。
目標達成には山登りタイプと波乗りタイプの2つがあります。
(中略)
私が、習慣化に関して個人コンサルティングをする時にその人のスタイルを見極める際、次の2つ(山登りタイプ、波乗りタイプ)を見るようにしています。
山登りタイプは、目標を明確に描き、それを実現させる詳細な計画を元に、行動や習慣を繰り返し、着実に行動し理想を追求していきます。
一方、波乗りタイプは、プロセスを細かく決めず、大きな方向性だけを定めて、人との出会いや機会・自分の直観を元に臨機応変に行動し理想を追求していきます。
特に米国型の成功スタイルは個人主義を前提に書かれている場合が多いのです。
しかし、日本人の傾向で言えば、8割ぐらいは波乗りタイプが多いのが実情です。
大切なことは、どちらのタイプが自分の特性に近いのかを見極めていかしていくことです。
では、両方のタイプを見ていきましょう。あなたはどちらのタイプでしょうか?
2.山登りタイプと波乗りタイプ
それぞれに山登りタイプ、波乗りタイプには特徴があります。
山登りタイプの特徴
このタイプの長所は、ひとたび目標が定まると、あれこれ目移りせずに地道な努力を積み上げることができます。そして、目標とプランに基づいて予定どおり進めるため、その場の状況や展開、相手に流されず目標に進み続けることができます。
一方、短所は、決めた目標と計画に固執し、新しい考えや流れなどを受け入れる柔軟性が低くなること、先を見通せない刻々と変化する状況には
大きなストレスを感じやすいこと、計画を立ててリスクを見過ぎると、
行動が慎重になりがちであることが挙げられます。
波乗りタイプの特徴
このタイプの長所は、1つのことに固執せず、新しいアイディアや流れなど巡ってきたものを上手に受け入れることができることです。
また、好奇心旺盛で、失敗を恐れずとりあえず行動するという姿勢があり、状況が刻々と変化しても受け入れて柔軟に対応できるという特徴があります。
一方、短所は、興味関心の赴くまま、あれこれ手を出してしまい最終的な方向性や目標を見失いがちになること、計画を立てることを重視しないため、物事が遅々として進まないことがあること、方向性や軸が定まっていないと、その場の状況や展開、相手に流されやすいことが挙げられます。
(引用:vol.2069号 目標達成には山登りタイプと波乗りタイプがある by【毎日3分の習慣化メルマガ】)
いかがでしょうか。
昨日ご紹介した生き方に照らし合わせるのであれば
山登りタイプ=目標達成型
波乗りタイプ=天命追求型
と言い換えることができるかもしれません。
古川さんもご指摘のとおり波乗りタイプ=天命追求型が
日本人の民族特性上向いているようです。
目標達成型の生き方を強制されることに違和感を覚えている人には
是非とも伝えたい考え方です。
皆さんはどちらの傾向が強いでしょうか?
明日はそれぞれのタイプがどのように行動していったら良いのか、
目標達成の確率を上げるためのポイントについてご紹介致します。
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