【結論編】水道水は飲んでもOKか?③
水シリーズ第三弾です。
~第一弾~
水道水は飲んでもOKか?① - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋
~第二弾~
【政府見解編】水道水は飲んでもOKか?② - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋
昨日の記事で日本の水道水は安全!という結論を出しましたが、
「水道水は飲んだら危険!」という反対意見について取り上げます。
水道管に問題がある
私は以前とある知り合いから
とても高級な浄水器を買わないかと
営業をかけられたことがあります。
その方曰く
「多くのマンションでは水道管が錆びているケースがあり
水道水は危険だよ!」
とのこと。
そのときは
「僕ミネラルウォーターしか飲まないので大丈夫です!」と
お断りしました。
ただ実際に水道管のサビ成分が
蛇口から出る水に含まれているリスクはゼロではないようです。
とあるウォーターサーバーのサイトより
未だに残る鉛製の給水管の危険性
日本の給水管は1980年代の後半まで、鉛でできたものを使用していきました。
じつは水道水が給水管を通るとき、鉛が水道水に溶け出してしまい、水が汚染されているという事実があるのです。
鉛が溶け出した水を飲むと、鉛中毒になるリスクが有るため、現在では鉛製の給水管は積極的に取り替えられています。
なお、現在はダクタイル鋳鉄管という腐食に強い素材を使った給水管がもっとも多く使われているそうです。
しかし、取り替えが進んでいるとは言え、現在でも鉛製の給水管は多くの場所で使われ続けています。
問題は鉛製だけではない
また、鉛製の給水管以外でも問題がある給水管があります。それが、法定耐用年数の40年を超過してしまっている水道管です。
40年以上使われている給水管は、給水管内部が錆で覆われてしまい、中には給水管の50%が錆に覆われていて、水が通る道が狭くなっている給水管もあります。
浄水施設でキレイで安全な水が作られていたとしても、このような錆に覆われている給水管を通って蛇口に届いた水は、安全だとは言い難いです。
たとえ錆びていなくても、キレイに洗ったとしても、錆びた金属のコップに入れた水は飲めませんよね?
また、錆だけでなくアルミニウムも問題となります。近年では「アルツハイマー」などの原因としても、示唆され注目を集めているためです。
(出典:水道水は危険!?おすすめできない理由と安全に水を飲む方法 | 水チェキ!)
特に東京都内では深刻のようなのですが、
昭和の高度成長期に引かれた水道管の交換が追いついていないという現状があるようです。
浄水場で水質に問題がなかったとしても
自宅に送られてくるまでに有害な成分が含まれてしまっては
検査が意味をなさないということになります。
ただこの問題をクリアするために
錆やカビを除去できる浄水器を設置するという方法があります。
値段も2,000円代~10,000円位でそこまで高価ではないので
直飲みに抵抗がある人や
マンションの築年数が古い方などは
設置されると安心かなと思います。
まとめ
ということで私の結論は
「水道水は安全だが、心配なら浄水器をつけるべし!!」
という感じです!
安全性とは別に味の問題もあるので
水道水が万能という訳ではありませんが、
コストが気になる!という方は水道水を飲みましょう!!!