【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

仕事が少しでも楽しくなるコツを残せたらと思いブログを始めました!労働関連の法律、働くこと全般、社労士試験、ライフハックなどについて書いています!

【人生術】「目標達成型」と「天命追求型」

f:id:paychang:20190916085108j:plain

皆さんは人生の目標や夢といった中長期的なもの叶えるためには

どのような方法が必要だと思いますか?

 

西洋の成功哲学に則った考え方をベースにするのであれば

目標を定めて

そこから逆算した計画を立てて

実行に移していく

というプロセスを辿ることになります。

目標達成の方法はこのような一つの方法しかないと

考えている方は多いと思います。

 

私も元々は目標達成の方法は一つしかない、と思っていました。

目標を定めて、

「○○歳までにこれをやらなければならない」

という逆算した計画を立てます。

しかしこの計画にいつのまにか義務感を覚えてしまうことさえありました。

 

そんなときに講演家で有名な中村文昭さんに出会い、

目からうろこが落ちる話を聞きました。

 

それは「人の生き方には目標達成型と天命追求型の2種類がある」という内容です。

 

登場人物は織田信長豊臣秀吉です。

 

目標達成型の人生とは

 

織田信長は天下統一という大目標のために、

真っ直ぐに突き進んでいった人物でした。

 

目標達成のためなら何でもやる。

 

武士の家に生まれ早くから日本の乱世の世を治めるべく天下統一を目指して邁進していきます。

邪魔になる存在はそれが家来や家族であったとしても容赦なく命を奪い、

当時では宗教的にありえないと言われた比叡山延暦寺を焼き払う、

ということをやってのけました。

徹底的に目標達成に向けてまっすぐな人間でした。

言い換えるなら「目標達成型」の人生を歩んで来たのが信長でした。

 

天命追求型の人生とは

 

一方で豊臣秀吉は大きな目標を掲げず

目の前のことをコツコツ一生懸命に積み重ねた先に

未来を切り開いていった人物でした。

 

当時は生まれた家柄で自分の身分が決まる時代。

秀吉は武士ではなく下級階層の農民の家に生まれます。

 

武士への憧れから

幼少時代は近所の仲間とともに近くのお侍さんの家に行き、

馬のお世話をするなど献身的に尽くしていきました。

 

そこでの働きぶりを評価されその武士の家来となり、

優秀な働きぶりが周囲に評価されていきます。

 

何をやらせても一所懸命に期待以上の結果をもたらす、

そんな秀吉のひたむきな姿に周囲の人は心を打たれていったのでした。

 

そしてみるみるうちに上級武士の元に引き抜かれていきます。

そして最後は織田信長の元で仕えていき高い地位を掴み取っていきました。

 

信長亡き後誰が天下統一をするんだ、

となった時

「秀吉お前しかない」と周囲は口を揃えていいました。

こうして豊臣秀吉は天下統一を果たしていったのです。

 

秀吉は武士の生まれではありませんので本来武士にはなれません。

当時の時代背景を考えるとありえない出世をしていることになります。

 

秀吉は「武士になって天下統一を成し遂げるぞ」と

初めから大目標を掲げて出世をしていったのでしょうか?

 

そうではありません。

 

ただ目の前の与えられた仕事に対して

一所懸命コツコツと手を抜かずにやる。

その積み重ねていった先に見えたチャンスを一つ一つ掴み取っていった。

その結果最後に大きなモノを手にしていきました。

つまり秀吉は目標達成型ではなく「天命追求型」の人生を歩んでいた、

ということになります。

 

私はこの話を聞いてハッとさせられました。

自分は目標達成型の人生でなければならない、

という固定観念に縛られていなかったか。

むしろ天命追求型という生き方のほうが自分にはあっているのではないか。

そう感じたのです。

 

みなさんはどちらの生き方が合っていると思いますか?

「目標達成型」ですか?

「天命追求型」ですか?

それともその両方ですか?

 

皆さんの人生の描き方の参考にしてみてください!

 

(1472字/45分40秒)