【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

仕事が少しでも楽しくなるコツを残せたらと思いブログを始めました!労働関連の法律、働くこと全般、社労士試験、ライフハックなどについて書いています!

《ミニマルライフ》買い物は「量」より「質」

昨日の続き。

モノを買う基準について考察します。

 

結局は質にこだわったほうが満足度が高い

 

「量より質」という考え方については

服に限らず全てのモノに共通しています。

 

人間は絶えずより良いモノを求めて、

常に新しさを欲する生き物です。

この人間の本能的な欲求に抗うことは難しい。

 

「ストレス発散に買い物をしてしまう」という方が一定数いますが、

これも本能的な思考パターン。

人間は所有することによって一定の快感を得られる動物なのです。

 

隣の芝は青く見える、ということわざの通り

自分の持っているモノよりも

他の人のモノのほうがよく見えることもあります。

 

新製品を購入してもその進化系が出てくると

つい新しいほうが買いたくなってしまう、

なんていうこともあります。

 

季節限定、ご当地限定のものがあると

同じようなモノをでもつい欲しくなってしまう、

という人もいるでしょう。

 

この人間の欲求の怖いところは終わりがないことです。

「これが手に入ったからもう満足だ!」とは

なかなかなりにくいのです。

 

しかしその一方で

「これは良い買い物をしたぞ!」と思える瞬間も事実としてあります。

満足度の高い買い物。

この感覚を得られるのはどんな買い物をしたときでしょうか?

 

その大きな要素は「その買い物に納得感があるか。」です。

 

納得感を得るためには

「そのモノがなぜ必要なのか?」

という理由が明確である必要があります。

この理由が明確であればあるほど納得感が強まります。

 

この納得感を求める買い物をしだすとどうなるか。

 

「欲しいから買う」ではなく

「必要だから買う」という発想に行き着きます。

すると自然と「量」や「種類」を求めなくなっていきます。

 

「せっかく同じもの買うならより上質なものがいいな」と

「量」から「質」に視点がシフトしていきます。

 

「あるもの」にこだわる

 

例えば、皆さんの家には食器が何枚ありますか?

 

私の場合、家には食器が3つだけあります。

ご飯用の茶碗、

汁物用の小さめの茶碗、

おかず用のお皿、

の3つです。

 

これは食器が何枚必要か、

を厳選したところ

上記の3つあれば十分だ、

という結論に至ったからです。

 

食器は少しくらい多めにあっても別に困りませんよね。

そんなにスペース取らないし。

 

それでも必要な分だけ所有する。

必要以上にモノを持たないようにする。

すると「あるもの」に最大限の価値を見出そう、

というマインドになっていきます。

 

つまり一つ一つのモノの質にこだわりたくなる、

ということですね。

 

さて私は食器の質にこだわった結果、

無印良品のアカシア製のもので統一することにしました。

アカシア 深皿 木のぬくもりが温かく感じられて

陶器の食器よりも食事も美味しく感じます。

 

そして何よりも自分が選んだ好きな食器で食事が出来る喜び。

 

「質」にこだわるということは

好きなものばかりに囲まれて生活することを意味します。

こういった生活が幸福度を高めていくのではないかなと、

個人的には思っています。

 

続く。

《安いから?欲しいから?》モノを買う基準について

ネタ探しに色んな方のブログを拝見するのですが、

ミニマリストのしぶさんのブログに面白い記事を発見。

 

sibu2.com

 

モノを買うときの基準について

ミニマリストらしい視点で書かれています。

 

個人的にものすごく共感したので、ちょっと取り上げさせてください。

 

 

「安いから」ではなく「欲しいから」買う

「セール品を絶対に買わない」というのが僕のポリシーです。

値段を理由に買ってしまうと、長続きしないなと思っているからです。

恋愛に例えるならば、めちゃくちゃ好きな人がいるけど付き合えそうにない。だから自分の身の回りの都合のいい人と付き合うけど長続きせずすぐに別れてしまう、みたいな感じですね。

(出典:セール品を買わない理由 | ミニマリストしぶのブログ

 

私はこの記事を読んで、

最近の自分のモノを買う基準について考えさせられました。

 

ミニマルライフを始めると

自然とモノを増やすことに慎重になります。

 

そのため必然的に何かを買うときには

「本当に必要か?」を吟味した上で

「それでも必要だ」と思えたものだけ購入をします。

 

モノを購入する基準が「必要か?不要か?」になるため

「安いか?高いか?」という基準がモノを買うときに入り込む余地がなくなるのです。

 

すると

「なぜそれを持っているのか?なんのために買ったのか?」を

自分の所有する全てのものに対して説明できるようになります。

 

つまりモノを買うときに間違ってはいけないのは

「質より量」ではなく「量より質」ということです。

 

「量より質」にこだわる

この判断基準があるからこそ大きく減らせたものとして

私の場合「服」が良い例です。

 

今でもよく覚えている出来事があります。

それは高校3年の春。

大学入学を控え慌ただしく引っ越しの準備をしていたころ。

 

中学高校と制服通勤で私服を着る機会が少なかったこともあり、

「大学に着ていく私服を買わないと!」ということなり母に相談。

 

「お金やるから好きな服買ってき~」と1万円を手渡されました。

 

当時はとにかく服に対する知識もこだわりもないので

「とりあえず安くてたくさん買えそうな古着屋に行こう!」

ということでチャリで30分ほどのリサイクルショップ兼古着屋へ。

 

そこで1着1000円くらいのネルシャツやジーンズなど

とにかく良さげなモノを片っ端から買いあさりました。

種類が大事なのでひたすら安いものばかりを選択。

結果その日だけでも10着近くの服を購入しました。

 

買ったときは

「これさえあれば大学生活もしばらくはやっていけるだろう」

と思って安心してました。

 

しかし自宅に帰りそれらの服を着ようとしてみると

「意外にデザインがいまいちだな~、、、」

「これ合わせられる服が無いじゃん、、、」

「古着感強すぎて不潔だな、、、」

という残念な服ばかりだったのです!

 

私はこの時、

「服は量よりも質が大事なんだ。

 どうでも良い服10着よりも、

 本当に必要な服1着を買うほうがよっぽど価値がある!」

ということを学んだのでした。

 

明日へ続く。

 

【1234字/49分05秒】

《問題解決のステップ④》解決策を出す。

スピーディーに問題解決するコツについて解説しています!

ソフトバンクやヤフーで管理職のトレーニングや外部での講演など多岐にわたって活躍されている寺下薫さんのご著書

世界一速い問題解決(SBクリエイティブ社)

からそのメソッドについてご紹介させて頂きます。

 

 

~第1弾~

【思考術】世界一速い問題解決 - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

~第2弾~

《問題解決のステップ①》背景を洗い出す - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

~第3弾~

《問題解決のステップ②》ゴールを設定し問題を整理する - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

~第4弾~

《問題解決のステップ③》問題の全容を「見える化」する。 - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

問題解決の4つのステップ

問題に出会ったとき解決に至るまでには以下の4つのステップを歩みます。

STEP①

10分で問題の”背景”を洗い出す

STEP②

20分でゴールを設定し、問題を整理する

STEP③

30分で問題の全容を「見える化」し、心の原因を突き止める

STEP④

10分で解決策を出す

 

本日は最終ステップSTEP④ 10分で解決策を出す

についてまとめました!

(本書のp133~p152あたりを参照しています。)

 

「ゼロベース」で考える

解決策を出す際に注意しないといけないポイントがあります。

それは「人」「もの」「金」「リスク」に囚われない、

ということです。

 

これらの要素に囚われると

ホントはもっと自由な発想であらゆる手段に挑戦できるにも関わらず

自らその可能性を狭めることになってしまうのです。

 

ですから解決策を出すときには

「ゼロベースで考える」という心構えが大切になります。

すべてを度外視して「何でもあり」のゼロベースで考えてみましょう!

 

優先順位はどうやってつける??

次に解決策に着手する優先順位の立て方について。

多くの人は「緊急度」と「重要度」の2軸で考えようとしますが、

実はこの考え方を取ってしまうとあまりうまくいきません。

 

正しい優先順位のつけ方は

「効果の大小」「実現可能性の高低」の2軸です。

なぜこれが有効かというと

効果が大きく実現可能性の高い解決策をとれば

ゴールに一番近づくことができるからです。

 

緊急であり重要であったとしても、

効果が薄くて実現可能性が低ければ

実行に移しても意味がないですよね。

 

より中身のあるアクションを起こすために

「効果」と「実現可能性」の2軸を念頭に

解決策を実行に移して行きましょう!

 

 

ということで5日間に渡って「世界一速い問題解決」についてまとめてみました!

 

「問題解決のやり方」は学校では教わらないので

自己流でこなしている人が多いです。

 

しかし今回ご紹介したポイントを押さえることで

よりスピーディーに問題を発見して

より的確に解決に至ることができるのではないでしょうか。

 

皆さんの仕事に、プライベートに活かしていただけると嬉しいです(^^)

 

【1233字/30 分10秒】

《問題解決のステップ③》問題の全容を「見える化」する。

スピーディーに問題解決するコツについて解説しています!

ソフトバンクやヤフーで管理職のトレーニングや外部での講演など多岐にわたって活躍されている寺下薫さんのご著書

世界一速い問題解決(SBクリエイティブ社)

からそのメソッドについてご紹介させて頂きます。

 

 

~第1弾~

【思考術】世界一速い問題解決 - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

~第2弾~

《問題解決のステップ①》背景を洗い出す - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

~第3弾~

《問題解決のステップ②》ゴールを設定し問題を整理する - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

問題解決の4つのステップ

問題に出会ったとき解決に至るまでには以下の4つのステップを歩みます。

STEP①

10分で問題の”背景”を洗い出す

STEP②

20分でゴールを設定し、問題を整理する

STEP③

30分で問題の全容を「見える化」し、心の原因を突き止める

STEP④

10分で解決策を出す

 

本日はSTEP③ 30分で問題の全容を「見える化」し、心の原因を突き止める

についてまとめました!

(本書のp100~p130あたりを参照しています。)

 

問題の全体像を洗い出す2つの質問

問題に直面したときに、

解決策に飛びつくのではなく「なぜ?」の原因を探る、

というお話をしてきました。

その「なぜ?」を幅広く、かつ、深く掘り下げるためにとっても使える

2つの魔法の質問があります。

 

1.「問題の原因を1つ挙げるとすると、それはなんですか?」

2.「その原因が解決すれば、この問題はすべて解決しますか?」

 

この2つです。

ものすごくシンプルですね。

シンプルすぎて何がどうすごいのかわからないと思いますが、

この2つのフレーズは本当に魔法です。

 

なぜならこの2つのフレーズで大体の問題の核心に迫れてしまうからです!

 

例えば「作業ミスが増加している」という問題があったとします。

まずは「作業ミスが増加している原因を1つ挙げるとしたらなんですか?」

と自分に問いかけます。

 

すると「新しい業務で手順を覚えられないからかな、、、」というものが出てきました。

 

さらに「手順を覚えられていない原因を1つ挙げるとなんですか?」と問いかけます。

 

すると「マニュアルがない。」というものが出てきます。

 

作業ミスを減らすために「マニュアルを作る」という解決策が1つ出てきました。

 

次に「作業手順を覚えれば、作業ミスが増える問題はすべて解決しますか?」と問いかけます。

 

「いやいやそんなことないな。最近寝不足で作業に集中できていないことが多いな。」という別の原因に気づくことができます。

 

寝不足になっている原因が見えてこないので

「寝不足になっている原因を1つ挙げるとなんですか?」

と自分に問います。

 

「最近寝る前にスマホをいじる時間が長くなっているな、、、」ということに気付かされました。。。。。

 

といった具合に魔法の2つの質問を繰り返すことで

いとも簡単に問題点を数多くあぶり出すことができます。

2つの質問は実は全く違った意図があります。

 

1つ目の「問題の原因を1つ挙げるとすると、それはなんですか?」は縦の質問です。つまり深堀りをするために質問です。

一方で2つ目の「その原因が解決すれば、この問題はすべて解決しますか?」

は横の質問です。

つまり視野や可能性を広げるための質問なのです。

 

この縦と横の質問を使い分けて問題を捉えていくと

数多くの原因と可能性について検討することができます。

 

本当に魔法のような質問なので

是非ともみなさん早速今日から使って見てください!!

 

【1508字/29分55秒】

《問題解決のステップ②》ゴールを設定し問題を整理する

スピーディーに問題解決するコツについて解説しています!

ソフトバンクやヤフーで管理職のトレーニングや外部での講演など多岐にわたって活躍されている寺下薫さんのご著書

世界一速い問題解決(SBクリエイティブ社)

からそのメソッドについてご紹介させて頂きます。

 

 

~第1弾~

【思考術】世界一速い問題解決 - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

~第2弾~

《問題解決のステップ①》背景を洗い出す - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

問題解決の4つのステップ

問題に出会ったとき解決に至るまでには以下の4つのステップを歩みます。

STEP①

10分で問題の”背景”を洗い出す

STEP②

20分でゴールを設定し、問題を整理する

STEP③

30分で問題の全容を「見える化」し、心の原因を突き止める

STEP④

10分で解決策を出す

 

本日は「STEP②20分でゴールを設定し、問題を整理する」

についてまとめました!

(本書のp54~p99あたりを参照しています。)

 

問題という言葉の定義

そもそも私達は「問題」という言葉を頻繁に使いますが

言葉の定義を説明できますか??

 

こう質問をすると多くの方が

「意外に当たり前すぎて考えたことなかった」と答えられます。

かくいう私もなんとなく使っていたので答えられませんでした。

 

ずばり「問題」とは

「あるべき姿と現状のギャップ」

のことを言います。

(めっちゃ大事!!!)

 

あるべき姿とは、ゴール(理想の状態)を意味します。

目的地であるゴールを考えないままに解決を講じようとしてもうまくいきません。

まずはゴール(目指したい理想の状態)を設定することが肝心要になります。

 

しかしそのゴールを設定する上で注意すべきポイントが3つあります。

 

1.いつまでにやるのかわからない(期限が不明瞭)

2.誰がやるかが明確でない(主語が不明確)

3.ゴールの内容が抽象的すぎて取り組めない(内容が不明確)

 

この3つの一つでも欠けてしまうと正しいゴールにならずに

問題解決がいつまで経っても達成されないということになってしまいます。

 

ゴール設定の3つの秘訣 

一方で先程の逆のことをすれば正しいゴールの設定が出来ます。。

 

(秘訣1)「いつまでに」といった期限を明確にする

期日設定がないといつまでも曖昧なまま問題が先送りされてしまいます。

「なるべく早め」などではなく具体的な数字で期日を設定しましょう。

 

(秘訣2)誰がやるのかを明確にする

主語を明確にする、言い換えれば責任の所在を明らかにしておく必要があります。

むしろそうすることで誰もやらなかった、というエラーを防ぐことができます。

 

(秘訣3)具体的にイメージできるようにする

できるだけ数値を用いて理想の状態を言語化しましょう。

例えば、

「仕事と家庭の両立ができるように」

ではなく、

「残業を20時間以内に」といったように

具体的な数値を用いて誰でも分かる言葉でゴールを定めましょう。

 

以上がステップ2のポイントです!

 

 

続く。

《問題解決のステップ①》背景を洗い出す

スピーディーに問題解決するコツについて解説しています!

ソフトバンクやヤフーで管理職のトレーニングや外部での講演など多岐にわたって活躍されている寺下薫さんのご著書

世界一速い問題解決(SBクリエイティブ社)

からそのメソッドについてご紹介させて頂きます。

 

~第1弾~

【思考術】世界一速い問題解決 - 【仕事と人生を楽しもう】1日3分のライフハック知恵袋

 

問題解決の4つのステップ

問題に出会ったとき解決に至るまでには以下の4つのステップを歩みます。

 

STEP①

10分で問題の”背景”を洗い出す

STEP②

20分でゴールを設定し、問題を整理する

STEP③

30分で問題の全容を「見える化」し、心の原因を突き止める

STEP④

10分で解決策を出す

 

全体を通じてたったの70分です。

森下さんは「大概の問題は70分あれば誰にでも解決ができる」と言っている通り

問題解決は誰にでも後から身につけられるスキルだといいます。

それではそのポイントを一つずつ整理していきます。

 

STEP① 10分で問題の”背景”を洗い出す

問題を問題と捉えられていないときに

大前提として行うステップがこのSTEP①です。

 

問題は見えていないだけで実はたくさん現場に転がっています。

関心を持っていないとなおさら見えてこないものです。

 

ですのでまずは

「何が問題となっているのか?」

もしくは、

「何が問題になりそうか?」

に気づくことから始めます。

 

その問題がわかりやすくて誰の目にも明らかであれば良いですが、

常態化しすぎて誰にもそれが見えていないと自体は少し厄介です。

 

後から振り返れば問題あるにも関わらず

その状態に違和感を感じられなくなってしまう。

そして事態が悪化したときにはじめて緊急で対応に追われる。

意外とそのような場面はビジネスの場では日常茶飯事です。

 ですからまずは意識して現場を冷静な視点で見つめることから始めます。

 

そしてその上でポイントとなるのは

「思い込み」や「先入観」を徹底的に排除することです。

 

思い込みや先入観とは

「問題の原因はこれに違いない」とか

「こうしたら解決するに違いない」など

「~だろう」とか「~に違いない」と思っているその発想です。

 

私達は義務教育の中で「正解」を出すことを求められてきました。

そのせいもあって「~に違いない」という決めつけをして問題解決に取り組みがちです。

過去の成功体験や経験に縛られてしまい、

発想が硬直してしまうこともしばしばあります。

 

しかしそうではなく、

あくまでゼロベースでフラットに

目の前の問題と向き合う冷静な視点が必要になります。

 

ちょっと抽象的な話になってしまいましたが

ひとまずのところ

「問題になっていることはなんだろう」

「問題になりそうなことはなんだろう」

という視点で現場を見つめてみる。

 

そしてその問題に対して

「先入観をもってしまっていないか」

と一度立ち止まって冷静に自分の思考を分析してみる

というプロセスを歩みましょう!

 

続く。

 

【1222字/34分43秒】

【思考術】世界一速い問題解決

昨日はナチュラルプランニングモデル

とい思考パターンについてご紹介させ頂きました。

 

今回は全く別の角度から問題解決をスピーディーに行う思考術をご紹介致します。

 

ソフトバンクやヤフーで管理職のトレーニングや外部での講演など多岐にわたって活躍されている寺下薫さんのご著書

世界一速い問題解決(SBクリエイティブ社)

からそのメソッドについてご紹介させて頂きます。

 

 

問題解決に対する誤解

まず問題解決のための前提となる導入部分から。

 

「問題解決には時間が必要」

「解決するために費やした時間が長ければ長いほど良い解決策につながる」

そう考えているビジネスパーソンがほとんどだと思います。

私もそう思っていました。

 

しかしそうではない、と森下さんは断言しています。

誤解しているビジネスパーソンが多いように思いますが、じつは、解決策を考える時間の長さと、解決策の質はまったく比例しません。

(中略)

 解決策を考えるステップに費やす時間は、およそ10分。長くても、せいぜい15分程度といったところでしょうか。

 集中して取り組めば、解決策の洗い出しには、さほど時間をかける必要はありません。

(p24)

とにかくスピードが勝負なのです。

ぼんやりと1日かけて考えるよりも

その場で10分~15分時間を取って集中して解決策を考えたほうが

圧倒的に良いのだといいます。

これは多くの人が陥っている誤解なのではないでしょうか?

 

しかし

「10分や15分で出た解決策では浅すぎるのでは?」

「そんな短時間で思いついたような解決策ではうまくいかないのではないか」

とも思えます。 

実はここにも落とし穴があるのです。

 

それは「解決策は100点の内容でなければならない」という先入観です。

 もう一つ、解決策に関して多くのビジネスおあ~そんが誤解していることがあります。

 それは、解決策は”100点”の内容でなければならないというものです。

 ビジネスには、学校のテストのような正解が必ずしもあるわけではありません。

(p25)

「ある程度完璧な100点の解決策でなければ、

提示しても意味がないのではないか?」

と考える人がほとんどです。

 

かくいう私も「考えが浅い」と言われて何度も突き返された経験から

自分の中で100点と思える内容になるまで

温める傾向にありました。

 

しかしそうではないのです。

ビジネスに100点満点の正解など存在しません。

あくまでその時点における「ベターな解決策」を見出していくことが求められるのです。

本書ではそのことを「良い解決策」といっています。

では良い解決策とはなんでしょうか?

 では、実行に値する「良い解決策」は何かというと、私が考える条件は、2つあります。

 1つ目の条件は、スピードです。

 (中略)

 まずは、スピード重視で解決策を実行し、万が一、解決しないことが明確になった時点で、軌道修正すればよいのです。(中略)早期に修正できさえすれば、私の経験上、手戻りによる時間のロスを気にする必要はほとんどないといってもよいと思います。

 2つ目の条件は、解決策の腹落ち感です。(中略)

 納得感が持てないと、「なぜ、それをやる必要があるのか?」という疑問が常に自分の頭をよぎることになり、実行力が弱まってしまいます。

(p26~27)

70点でもいいのでまずは実行に移して途中から軌道修正する、

そしてその70点の解決策にいかに納得感を持って取り組むか、

ということが重要になるといいます。

 

70点でも良い、と言われると解決策を出すことに億劫にならず挑戦してみよう!

という気持ちが自然と湧いてきますよね!

 

まとめると、、、

 

問題解決をする大前提として

「スピードが命」

「解決策の内容はまずは70点で良い」

という2点を押さえておいてください!

(1541字/39分21秒)