【裏検索術!?】良質な論文を一発検索する方法②
昨日の続きです。
GoogleScalarの簡単な使い方について解説したいと思います。
まずは以下のURLにアクセスします。
こんな画面が出てきます。
一見すると普通のGoogleの検索画面とそこまで変わりませんね。
基本的な使い方は普通の検索画面と同じです。
キーワードを入力して虫眼鏡マークを押すだけ。
例えば今回は「残業時間」で検索かけてみます。
検索結果は11,200件でした。
論文だけでこの数なので思ったよりも多くてびっくりです。
さて検索結果は様々な形式で表示されます。
PDFの形式で表示されることもあれば、
そのまま論文を掲載しているサイトに移動することもあります。
また左端の期間を選択することで論文の発表された期間で絞ることもできます。
「日付順に並び替え」を押してみます。
ホットな話題を調べたい場合は期間指定で探すと早く見つかりそうですね。
次に左上に表示されているタブのボタンをクリックすると以下のような表示が出てきます。
ここで検索オプションを選択すると次のような画面になり
詳細な検索をかけることができます。
「すべてのキーワードを含む」「フレーズを含む」「いずれかのキーワードを含む」「キーワードを含まない」「著者を指定」「出典を指定」「日付を指定」など
条件を絞って検索することができます。
例えば「著者を指定」にて「湯川秀樹」と入力して検索してみます。
湯川さんの論文がズラッと表示されました。
著者で絞れるのはありがたいですね。
今後は「出典を指定」にて「Nature」と入力して検索すると、
こんな感じでNatureで紹介された論文が表示されます。
適当に一つにクリックしてみます。
Natureの公式サイトに飛びました。
この記事の場合は全文を読むことができず、
記事を読むための登録が必要なようです。
場合によってはこのように有料のコンテンツにつながることもあります。
全ての情報に無料でアクセスできるわけではないんですね。
しかし探している情報の出どころを調べる、目星をつけるのに役立つと思います。
ざっくりとした使い方については以上になります!
普通のGoogle検索の論文バージョンと考えて使えばOK。
少し絞って検索したいときは検索オプションを使えばOK。
たったこれだけです。
GoogleScalarは昨日お伝えしたとおり、
そもそもその存在を知らない人がほとんどです。
これを使いこなせるだけでも大分アドバンテージになります。
加えて出どころのわからない情報ではなく、
信憑性の高い論文に簡単にアクセスできます。
使い方は至ってシンプルなのでみなさんも是非一度使ってみてください!