【心を軽くする方法】モノを減らす

数年前になりますが私の人生観を変えた一冊があります。

それがこちらの本

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ 」です。

ミニマリスト佐々木典士さんのあまりにも有名な著書。

ご存知の方も多いハズ。

今から３年程前、

引っ越しで部屋掃除をしようかなと思っていた矢先に、

この本に出会いました。

現代人はモノを持ちすぎている。

必要最小限のものだけに囲まれて生きていくことで、

心の豊かさを取り戻そう。

そんな内容だったかと思います。

一読して心を揺さぶられ強く感銘を受けました。

私はそれまでものを溜め込むことで満足感を得ようとしていました。

モノが多ければ多いほど満たされている感覚が得られるのではないか、

そんな思いからモノを捨てることができませんでした。

なんとなく欲しかったから買ったけど使わなくなったモノ、

今は使わないけどいつか使うときのためにとっておいてるモノ、

絶対に使わないけど思い出深いから残して置きたいモノ。

そんなこんなでモノだらけになり7畳１Kのただでさえ狭い部屋が

日に日に狭くなっていきました。

しかしこの本を読み終えて大切なことに気付かされました。

それは「自分にとって本当に必要なものにだけ囲まれて生きる喜び」です。

必要なものだけを残すことで、

一つ一つのモノに対する愛着が生まれるようになりました。

「自分はなんて恵まれているのだろうか」と感謝の気持ちが生まれて

幸せを感じられるハードルが下がりました。

そしてモノが減ったことで、

意志決定の頻度が減ったため心が軽くなりました。

背負っていた重りが一気になくなったような、

心も体も軽くなる感覚をはじめて味わいました。

例えば着ていく私服を選ぶとき。

今までは数10着のなかから組み合わせを考えるだけで一苦労。

この時間が好きな人にとってはいいかもしれませんが、

私にとっては楽しい時間ではありませんでした。

しかし今となっては私服は本当に厳選した夏用冬用

それぞれ3着づつくらいしか家にありません。

ですから基本的に私服選びに一々時間を使うことがなくなりました。

どれを着たってお気に入りなのでぶっちゃけどれでもいいのです。

それでいてお気に入りを着ているので満足感が十分に得られます。

スーツも同様です。

お気に入りのスーツだけを残して使わないものは全て破棄。

どの色のスーツを着ても合うように、

ワイシャツは全て白の無地のものだけに統一しました。

全て自分にとって納得の行く必要なものだけに囲まれているので

満足感が常に得られています。

こんなふうにモノを減らして心を軽くする習慣を

一人でも多くの人に身に付けていってほしいなと思ってます。

明日は私が実践している仕事で活かせる心を軽くする技を書きたいと思います！