【PCのストレス軽減術】デスクトップを空にする②
昨日の続きです。
デスクトップを空にするメリットの二つ目は
「無駄なエネルギー(ウィルパワー)を消費せずに済む」
というものです。
ウィルパワーとはなんでしょうか?
詳細はメンタリストDaiGoさんの著書に詳しく書かれていますので
以下要点を抜粋させていただきます。
ウィルパワー:前頭葉の体力のようなもの。ロールプレイングゲームで例えるとHPやMPといったものと同じで一定の量があり、集中力を使うと消耗します。
このウィルパワーがたくさんあれば高い集中力を発揮できますし、少なくなれば集中力を保つことは難しくなります。
しかもウィルパワーの出どころは脳の中で一つしかないので、
例えば仕事で「企画書を仕上げる」という時と、
プライベートで「間食のお菓子を我慢しようか」という決断をするときも
ウィルパワーを消費しています。
このように
「Aにすべきか、Bにすべきか」
「これをやるべきか我慢すべきか」
「これをどのように進めていくべきか」
といった全ての決断でウィルパワーが消費されているのです。
高い集中力を持続できる人はこのウィルパワーの消費をうまく抑えているのだそうです。
そしてその方法の一つとして取り上げられているのが「習慣化」です。
アメリカとあるの実験によると、人間は1日平均して70回ほど物事の決断をしているそうです。朝食は何を食べようか?何を着ていこうか?どんなルートで出勤するか?朝の業務は何から着手するか?メールの返信をすぐにするか?
このような決断の連続でウィルパワーは消費されています。
しかし裏を返すと決断の数が少なければウィルパワーは節約できることになります。
習慣化した場合は頭でいちいち考えることがなく行動に移せるので、ウィルパワーを消費することなくなります。
例えばスティーブ・ジョブズは毎日タートルネックとジーンズという決まった服装でした。これは服選びにウィルパワーを使わない習慣化の一つの形になります。
さて「デスクトップを空にする」という本題に戻りますが、
この技もまさにウィルパワー節約の習慣化です!
デスクトップ上にダウンロードファイルが出っぱなしの状態は、
その画面を見るだけで数々の選択に迫られています。
「このファイルはどこに保存しておこうかな?」
「このファイルは何に使うものだったっけ?」
「このファイルもう消しても問題ないよな?」
といった無数の感情が湧きあがってきます。
それだけではありません。
何かをダウンロードした時に保存先を決めておかずに流れでデスクトップにしようとすると、、、
「いったんデスクトップに保存しておくか。」
「いやでもデスクトップじゃなくて直接あのフォルダに入れておいた方がいいかな。」
「名前はなんてつけておくとわかりやすいかな。」
「デスクトップの辺な位置に保存されたから並び替えしよう。」
etc...
こんな風に無駄な意思決定を無意識にしてしまっています。
まさにウィルパワーを食いまくっている状態です。
これを毎回やっていたらあっという間に集中力が切れてしまします。
こうならないためにも
「ダウンロードしたデータは一時保存先などの決まった場所に保存」をする。
そして本の背表紙のように後で見た時に一瞬で判断できるよう
「ファイル名はわかりやすいものをつける」と決めておく。
そういった工夫をすることで決断の頻度が減って
ウィルパワーを無駄にしなくて済むのです。
ダウンロードデータの保存は1日に何十回もする作業です
これを仕組み化・自動化することでウィルパワーの消耗を防いでくれ
疲れにくくしてくれます!
皆さん是非とも「デスクトップは空にする」というルールを実践してみてください!