【メンタルハック】先延ばしにしないコツ
仕事ができる人、成功している人の共通点に
「先延ばししない」というものがあります。
1日1日の時間の大切さを理解しているからこそ
今日するべきことにこたわれるのだと思います。
しかしそう言っても先延ばししたくなるのが人間です。
「先延ばししてはいけない」とわかっていながらも
先延ばししてしまうのはなんでなのでしょうか?
習慣化コンサルタントの古川武士さんの
メルマガに興味深いことが書かれていたので取り上げたいと思います。
先延ばしを生み出す7つのブレーキ
先延ばしはストレスを避けるために取られる行動です。
そのストレスを生み出す、ブレーキとなる感情は
大きく分けて7種類あるといいます。
先延ばしを生み出す7つの感情ブレーキ
先延ばしが生まれる結果、
行動にブレーキをかけるのは感情です。
次の7つの感情が代表的なものです。「めんどくさい」
「失敗が怖い」
「まだ時間がある(もうない)」
「嫌われたくない」
「つらい」
「自信がない」
「後悔したくない」これらの感情があなたに
行動のブレーキをかけさせる事になります。
(出典:)
これらネガティブな感情が「後回しにしよう」という気持ちにさせるのです。
ではこれらを乗り越えるために
私達はどのように対処したら良いのでしょうか?
古川さんは「チャンクダウン」と「ベビーステップ」という
2つの方法があるといいます。
心理的な負荷(ストレス)を下げる最も有効なコツは、
チャンクダウンとベビーステップです。
この2つの習慣で先延ばしの8割はなくなります。
すぐやる習慣1 チャンクダウンする
「曖昧さ、複雑さ、予測不能さ」は、
恐怖・不安といった感情を高めて、行動を阻みます。
そこで、有効な思考習慣がチャンクダウンなのです。
チャンクダウンとは、物事を具体化、明確化するということです。
チャンクダウンにより、行動の「明確さ、単純さ、見える化」が実現することで、心理的な負荷が一気に下がるのです。チャンクダウンのコツは、「一口サイズまで行動小さくする」ことです。
(中略)
一見複雑に見える作業も、具体化して5分単位の小さなタスクに分解していけば、行動することへの心理的な負荷は下がります。
たとえば、「報告書をつくる」という大きな行動を小さくしてみましょう。
・過去の報告資料で良い例を探す
・箇条書きでたたき台をつくる
・先輩に意見を貰う
・本文を書く
・誤字脱字チェックを事務の女性にお願いする
・最終チェックする
このように小さくすることで、報告書を書くという大きな仕事からのストレスから解放されて着手しやすくなります。
「行動を細分化すること」をチャンクダウンと言います。
「富士山の登頂をしよう」
と考えると果てしない道のりですが
細分化すれば小さな一歩の積み重ねです。
ひとまずあの岩まで、、、
次の小屋まで、、、
と小さな努力を積み重ねた先に頂上が待っています。
これは仕事でも同じで大きな仕事もすべては小さな一歩の積み重ねです。
行動を細分化して精神的な負荷を下げる
というのは精神的にかなり有効な方法だと私も思います。
すぐやる習慣2.ベビーステップで始める
ベビーステップとは「赤ちゃんの一歩で始める」ということです。
行動を起こすまではとても気が重かったのに、一歩踏み出してみたら、気の重さ、不安がどんどん軽くなり
行動が進むといった経験はないでしょうか?
人は止まっている時が一番気が重く、先延ばしにする理由を考えます。
しかし、進み始めれば心理的負荷は下がり、
意欲が高まり、行動する理由を考えます。
このベビーステップで始めるという習慣は、あらゆる先延ばしを一気に解消する強力な解決策になります。
たとえば、私は先ほどの報告書を書くことにストレスを覚えますが、
決まってまず5分だけ書いておこうと
タイマーにスイッチを入れて手をつけます。
すると、手を動かし始めるとびっくりするほど一気に進みだします。
「始めの1歩を踏み出してみる」という行動を
ベビーステップと表現しています。
一旦始まってしまえばどうってことないのですが
始めるまでが一番腰が重いですよね。
とりあえず1ミリでもいいから前に進めてみよう、
という小さな一歩で8割の先延ばしは結構解消できます。
「チャンクダウン」も「ベイビーステップ」も小さな工夫と努力に過ぎません。
ちょっとした勇気があればできます。
本日の記事を参考に、
先延ばししない納得感ある毎日を送りましょう(^^)