【小ネタ】スマホの充電回数とバッテリー寿命の関係について②
昨日の続きです。
[昨日の記事]
【小ネタ】スマホの充電回数とバッテリー寿命の関係について - ライフハックで仕事を楽しむ日々
「トリクル充電」とは一体どういうことでしょうか??
トリクル充電(とりくるじゅうでん) は二次電池の自然放電を補うために、絶えず微小電流により充電する方法である。
(中略)
ノートパソコン等に多く使われているリチウムイオン二次電池はあまり使用せずに100%の充電状態が続くと、劣化を早める場合があるため、注意が必要である。対象のバッテリーがトリクル充電に適しているかを確認する必要がある。
(出典:トリクル充電 - Wikipedia)
ひとまずバッテリーの劣化を抑える賢い仕組みのことをトリクル充電といいます。
最近発売されたノートパソコン、スマホであればほとんど採用されている仕組みのようです。
充電器の繋ぎ過ぎは良くない!?
トリクル充電を考える上で見過ごせないのが
「100%の状態でそのままにしておかないほうがいい」という定説です。
何となくスマホに悪影響がありそう、という印象がありますが本当でしょうか?
ライフハッカーにこんな記事を発見しました。
以前であれば端末を充電しっぱなしにしていると、「過充電」でバッテリーがダメになることはあり得ました。長い時間電源につないでおくと、旧型のリチウムイオン電池は過熱し(あるいは、まれですが爆発する危険もあります)、充電容量と長期的なバッテリーの寿命が削られてしまったのです(熱を逃がすように作られていないケースを使っている場合は、今でもこの現象が起きる可能性はあります)。
でも最近では、充電器やスマートフォンもずいぶん賢くなり、こうした現象が起きないように対策がされています。
(出典:スマホのバッテリーを長持ちさせる技のウソ・ホント。5つの定説を検証 | ライフハッカー[日本版])
この記事文末に書かれている「対策」というものが「トリクル充電」です。
昔の携帯にはこの機能が搭載されていなかったので充電のしすぎがパッテリーに高い負荷をかけてしまい消耗を促していた。
しかし今のスマホにはほとんどトリクル充電機能が搭載されているそうなので、
充電しすぎることがバッテリーに与える影響は限定的です。
バッテリーの消耗を防ぐために気をつけたいこと
だからと言ってバッテリーに気を遣わなくてもいいかというとそういうわけではありません。
Appleの公式見解によると「温度管理」には気をつけたほうが良いとのこと。
iOS デバイスは周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。動作温度を下回る極端な低温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。より温度の高い場所にデバイスを戻すと、バッテリーの駆動時間も通常の状態に戻ります。極端な高温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
デバイスは -20º ~ 45℃ の場所に保管してください。駐車中の車内は高温になることがあるので、デバイスを車内に置いたまま放置しないでください。
高温の場所は避けるが吉。
もしくは充電しつづけることで熱を帯びることがありますが、
この状態はスマホ自体の温度が上がっているので冷ましたほうがいいです。
もし電源に繋ぎっぱなしにしていると高温になる、ということであれば繋ぎ過ぎには注意が必要です。
(最新のスマホは熱を逃がす機能がついているのでこれが問題になることはあんまりないかもしれません。)
まとめ
一般的なスマホのバッテリーは400サイクル位を前提に性能を維持するようにつくられています。400サイクルというと大体1年半くらいの期間でしょうか。
スマホの買い替えが2年間と考えると妥当な設計ですね。
つまり2年間は普通に使っても問題にないように設計されているのが今のスマホなのです。もしそれでもバッテリーの消耗が激しいと感じるのであれば
それは「自分が使いすぎていることが問題」なのであってスマホのせいではないのです。
まとめると、、、
・バッテリーは充電回数ではなく使用量がポイント
・充電はしたいときにしたら良い。
・100%のフル充電まで待たなくて良い。
・万が一スマホが熱くなったら冷ます。
という感じです。
バッテリーに関しては諸説ありますので私の意見が100%あっているわけではないかもしれません。
ただいずれにせよ
充電の仕方を気にしすぎないこと
が大事になると思いました!!!
以上、この考えを皆さんのスマホライフに生かしてください!