メモ書きの効能①
昨日に続き、
「 ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」-著:赤羽雄二
の書評を書かせてもらいます!
本日はメモ書きの効果についてまとめました!
メモ書きの効能
メモ書きをすることで様々なメリットが得られるといいます。
どんなメリットが得られるか列挙してみると
①頭の中が整理される
②自信が出てポジティブになる
③腹が立たなくなる
④急成長出来る
といったモノがあげられます。
①頭の中が整理される
心の中でモヤモヤとしているものが言葉になり形式知となり、
クリアになることで頭の中が整理させるというのが1つ目のメリットです。
メモに書くことで、もやもやした思い、懸案事項、考えも整理される。
頭がすっきりする。もやっとした思いを言葉に直し、手書きし、目で確認することで、メモが外部メモリになる。そうすると、驚くほど頭の働きがよくなる。(中略)
なんとなく考えていたこと、なんとなくできていたこと、すなわち「暗黙知」がはっきりと形になる。つまり「形式知」化する。そうか、こうやって自分はやっていたのか、ということをはじめて認識する。(p65)
言葉にできなかったもの、表現できていなかったものが見える化したときに、
心が軽くなり頭がスッキリとクリアになる感覚を味わうことができます。
②自信が出てポジティブになる
メモを普段から多数書いていると、意外に大事なことが見えてくる。本当に大切なことが何か、何がきになっていたのか、気にしないようにしていたことが何なのか、そういうことが、つい、うっかり、気づいてみたら、書き出されてくる。(中略)大事なことが見えてくると、大事でないことと区別がつきやすくなり、自然に大事なこと以外、あまり気にならなくなる。(中略)メモ書きによって、自分の置かれた状況、目の前の課題が素早く可視化され、優先順位を自ずと明確になり、課題た速やかに解決され、好循環が始まり、人間が生来持つ自信とポジティブさが自然にでてくるのだ。(p69-70)
頭の中がスッキリとすると見通しが明るくなる感覚が湧き出てくる。
人間がなぜ不安になっているときは大概「見通しが暗い、不明確」といった状況のときではないでしょうか。
逆に前向きでやる気に満ち溢れている状態になるには「見通しが明るい、明確でわかっている」状況が欠かせませんし、むしろこの状況を作り出せば良いわけです。
メモ書きはこの状況をすぐに作り出すことができる良い方法なのです。