運動は人を前向きにする!
は
皆さんはどのくらいの頻度で運動してますか??
毎朝ジョギングされている方もいれば、
ほとんどしないよ~という方も多いでしょう。
私も元々は運動を全くしないタイプでしたが、
ここ最近仕事を早く切り上げた後の時間を使って運動を始めました。
会社近くのジムでランニングと筋トレを約1時間こなし、
併設されたお風呂とサウナで汗を流します。
運動を習慣化してみて気づいたことがあります。
それは、
「運動は人の気分を圧倒的に前向きにさせる」
ということです。
運動をしたあとの気分は爽快で
「何事も前向きにやったろう!」
という気持ちが自然と湧き上がってきます。
これは脳科学的にも立証されていることですが
運動をすることで「セロトニン」や「エンドルフィン」といったホルモンが出て
幸福感が高まり、ポジティブになりやすいと言われています。
一説によると
うつ病改善のために運動の効果が注目を集めてきているようです。
確かに運動をやっている人はうつ病にはなりにくそうなイメージがあります。
近年,うつ病(気分障害)がわが国において社会的損失の大きな疾患第1位に位置づけられており,こころの病気は私たちにとって身近な問題となってきています.
このような状況の中,運動を行うことがうつ病に効果があるという数多くの報告があります.しかし,なぜ効果があるのかといったメカニズムは明らかとなっていません.今回は,そのメカニズムを明らかにするためにセロトニンという神経伝達物質に着目して検証を行いました.
※セロトニンは,ドパミンやノルアドレナリンといった他の神経伝達物質の調整を行うことで,気分や感情のコントロールを行っていることが知られています.セロトニンが枯渇することでうつ病をはじめとする気分障害やその他の精神疾患が発症しやすくなることが知られています.
運動群は30分間ペダリング運動(自転車こぎ)を実施し,その間コントロール群は安静に過ごしました.被験者は運動習慣のある20歳代の男女としました.
図1は運動群の運動前と運動後のアンケート結果です.運動前と比べて,運動後では不安が軽減し,活気が向上したことが分かります.一方,このような変化はコントロール群には起こりませんでした.
(出典:運動によるセロトニンシステムの活性化が不安を軽減する | 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)
詳細は是非とも上の出典元リンクを御覧ください。
やはりセロトニンが人を前向きにさせることは間違いなさそうです。
仕事で行き詰まった時、
悩みで心が沈んでいる時、
こんなときほど体を動かしましょう!
無理やり気分を前向きにさせようとするのではなく、
ホルモンの力を借りて脳科学の観点から前向きな状態を作り上げましょう!
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