【時間術】1日の仕事の始め方
先日ご紹介した時間術の続編です。
最も集中力の高い朝の時間帯に
「ドラゴン=その日に倒しておきたい大きなタスク」に着手する、
という時間術をご紹介させていただきました。
これとかなり似た考え方になりますが、
1日の仕事のはじめ方としておすすめしたいのが
「カエルを食べる」というルールです。
「カエルを食べる」とは
ライフハック大全のHACK31を引用させていただきます。
その最も重要なテーマは、優先度の高いタスクが残っているうちに、優先度が低いものをしてはならないという「カエルを食べる」というルールです。
「カエルを食べるのが仕事ならば、朝一番にそれを済ませれば1日にそれ以上にひどいことは起こらないだろう。そして2匹を食べなくてはならないなら、大きいほうから片付けるべきだ」
マーク・トウェインの言葉と誤って伝えられてるこの警句は、最も回避している仕事を朝一番に行う事の重要性を教えてくれます。
(出典:ライフハック大全 p56)
カエルを食べるというのは「嫌な仕事」の比喩です。
確かに1日のはじめにカエルを食べてしまえば、
後はマシな仕事しか残っていないわけです。
嫌な仕事を先にこなしてしまえば後は楽な仕事しか残っていないわけですから
精神衛生上1日の残りの時間をハッピーな気持ちで過ごすことができます。
しかし人間は意志が弱い生き物です。
どうしても面倒な仕事ほど後回しにしてしまいます。
しかも期日が決まっていないものほど後に後に動かしがちです。
そしてその仕事が気づけば急ぎで処理しなければならなくなって泣きを見る、、、、
などということは良くある話です。
そうならないように「意志」に頼らない工夫が大切になってきます。
しかし大事なのは、ただ「重要なものから始めよう」と、意志の力に任せることではありません。むしろ、この「カエルを食べる」時間を特別な時間にするために入念に準備することが、その成功を左右するのです。
そのためには、朝一番に仕事を開始する前に、できれば前の版のうちに、次の日に最初に行うタスクを決めておきます。また、この最初の30分は邪魔のない、言い訳を許さない時間にするべく、ミーティングなどは入れないようにします。
(出典:ライフハック大全 p56)
意志の力に頼るのではなく、
仕組みとして「カエルを食べる」という作業に入りやすいように準備をするということがポイントです。
前の日にタスクを決めておくだけでも、大分精神的なハードルは下がります。
まー結局のところ後で絶対にやらないといけないタスクなのであれば、
1日でも早く着手して終わらせてしまったほうが理にかなっていますよね。
こうやって仕組みを作って自動的に先延ばしにしない方法を身に着けて置くと
心を軽くして仕事に打ち込むことができます。
これをルーティーンにしてしまえば仕事で滅入ることも少なくなります。
騙されたと思って実践してみてください!