【生き方】ミニマリストとシンプリスト
ここ数年でミニマリストという言葉が現れて、今となっては市民権を得ています。
物質至上主義から精神充足主義の時代に。
モノから得られる豊かさを求めた私達は今、
その揺り返しの時代の中にいます。
さてそんな時代背景も相まって、
4年前に出版された「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -」という本が、
ミニマリストという言葉を
一気に世に広めたと思います。
モノを極限まで減らして
必要なモノにのみ囲まれて生きる、
という一見するとストイックな生き方が
支持されているのです。
そんな私も何かのご縁でこの本に出会い、
ミニマリストという生き方に強く共鳴しました。
読んだ次の日には部屋の8割のものを捨てることで、
ミニマルな暮らしを手に入れてました。
ただ正直なところ世に言われるミニマリスト、と言われる人々のレベルかといえばそういうわけではありません。
家にあるものを100個に限定することなど
できるはずもありません。
ただ一つだけ軸に据えているのが
「生活をシンプルにする。」
という判断基準です。
考える回数や時間を減らして
必要なことに集中できる環境を整えることに
意識を振り向けています。
こういったシンプルにしようとする人のことを
「シンプリスト」と呼ぶそうです。
ミニマリストとシンプリスト。
一見すると似た両者ですが、
その語感は若干異なります。
とあるブログ記事を引用させていただきますが、
「ミニマリスト」とは、「最小限主義者」と言い換えることができる人達のことで、自分にとって必要最低限の生活用品しか持たずに生活をしていくことです。
「シンプリスト」は、豊富に物を持っているような数で快適性を求めるのではなく、暮らしの要素を単純化(=シンプル)して、統一感のある暮らしを実践して行こうと考えているような人達のことを指しています。
(出典:「シンプリスト」とは?意味!「ミニマリスト」との違い | Meaning-Book)
個人的な見解ですが、
ミニマリストもシンプリストも
「無駄を減らして生活を豊かにする」
という目的は同じところにあります。
ただミニマリストは捨てることに主眼がおかれているのに対して、
シンプリストは残すことに主眼をおいているイメージがあります、、
また語感的にも
ミニマリストはモノを徹底的に排除するようなストイックさがありますが、
シンプリストにはその響きがありません。
結局は自分はどっちのスタンスをとるのか、
の違いでしかないと私は思ってます。
私は自分がミニマリストを目指していると思ってました。
しかしシンプリストというスタンスの方が目指したいですし、しっくりきます。
これからも皆さんの生活をよりシンブルに、
より豊かにできる、
そんな情報発信を続けられたらと思います!