ゼロ秒思考のススメ
皆さんは仕事をしていて
「考えが上手くまとまらない」
「自分の意見がうまく相手に伝わらない」
「考えが浅いと言われることがある」
そんな悩みを抱えたことはありませんか？
私も仕事をしていて手を止めて考えごとをすることがよくあります。
その考えをまとめるまでに１０分２０分、気づけは３０分近く経っていた、
という経験が何度もあります。
「今直面している問題の解決策はなんだろう？」
「相談するにもどう相談したら的を射た答えを引き出せるだろう？」
「こんなこと話して考えが浅いと言われないだろうか？」
一度考え始めると言語化するまでに時間がかかってしまい予定通り仕事が進まない。
仕事の生産性が上がらず思い悩んでいました。
そんなときに出会ったのが先日もご紹介させてもらったこちらの著書
です！
著者はブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さん。
もともと１４年間マッキンゼーで経営戦略に携わっていたそうで、
マッキンゼーソウルオフィスの立ち上げにも参画されていたとか。
現在は大企業の経営改革や経営人材育成、オープンイノベーションなどに取り組まれているそうです。
はじめは著者の肩書がすごすぎて
「結局は凡人には真似できない事書いてあるんでしょ」
という斜めから見た先入観で読み進めていきました。
しかし最終的に本書で指摘しているのは
「メモ書きを通じて思考力を高めよう！」
というこの１点に集約されるのでした。
著者は一流のエリートでありながら、
誰でも、どこでも、短い時間で実践出来る、
そんな取り組みやすい解決策を示してくださっている点に深く感動し、
その日から本書に登場する「メモ書き」をはじめました！
その後約３ヶ月くらいは継続して「メモ書き」を続けていきました。
みるみるうちに考えをまとめるスピードが上がり、
「大人になっても考える力って伸ばせるんだ！」という実感を持つに至りました。
しかしそこで満足してしまい、長く継続することができず
赤羽さんが目指す「ゼロ秒思考」の境地にはたどり着きませんでした。
本書が目指す最高の状態は「ゼロ秒思考」です。
ゼロ秒思考とは何か。
「瞬時に状況を認識をして、
瞬時に課題を整理して、
瞬時に解決策を考えて、
瞬時にどう動くべきか意志決定できること」を言います。
迷っている時間、思い悩んでいる時間はゼロ、という境地のことをいいます。
これできたら最強じゃないですか？
仕事のスピードが格段に上がります。
特に私のようなコンサル系の仕事であればなおさらです。
改めて本書を手に取りこの境地を目指したいと本気で思うようになりました。
ということで、
私はこの機会にメモ書きの習慣を再開することにしました。
私という実験台を使ってゼロ秒思考に至るまでの経過を随時皆さんにご報告させていただきながら、
本書で書かれているメモ書きの魅力をお伝えしていきたいと思います！
