【誰でもできる】習慣化のコツを知ろう!③
昨日の続きです。
習慣化コンサルタントの古川氏の記事を掘り下げます。
どのようにしたら続けることができるのか??
続けるためのコツについて古川氏は「ゆるく」始めることを推奨してます。
続いている人に共通するのは、“ゆるく”始めていること。最初の目標設定が低いんです。続かない人ほど気合を入れてスタートしようとするので、脳は強烈に抵抗します。「1時間走る」「1時間勉強する」というハードな目標を掲げても、最初のモチベーションは長く続きません。だから最初の反発期は、小さくゆるく始めるのがポイントです。
毎朝7時に起床する人が5時起きに変えるのは大変ですが、15分の早起きを1週間続けるのはできるかもしれない。反発期はウォーミングアップの時期と捉えると続きやすくなります。
反発期(初めの1週間程度)は一気に変えようとするのではなく、
まずは小さな変化から起こしていくことが大事だといいます。
新しい習慣を始めようとする時、あえて大きな目標や変化を掲げて始めようとする人が多いと思います。
それも悪くないのですが古川氏の言うように「変化させられたことをまずは歓迎する」というゆる~い心構えで始めるのです。
昨日もお話した通り、脳は毎日同じ生活のリズムを送るようにインストールされています。そこに変化を加えることだけでも大変なことなのです。
であればその小さな変化を認めて、変化させられたことを喜ぶべきなのです。
振り返ると私は習慣化を始めるとき、あえてハードな目標を課していました。
ハードな目標を課せばそれが達成できなかったとしても多少の変化できているだろう、という感覚があったからです。しかし実際はハードな目標が達成されないと「うまくいってないじゃん!」と感じて結局習慣化そのものをあきらめる。高い目標を達成することしか許されない厳しさから、達成感や満足感が得にくくなっていたのだと思います。
しかし「小さくゆるく」を認めていったらどうでしょうか?
ハードな目標は完全に達成できていなくても、生活の一部が変化したことに喜べそうじゃないですか?変化させることができた!と達成感を得られそうじゃないですか?自分はできるという自己肯定感が得られそうじゃないですか?
古川さんも言っているように習慣化は喜びや満足感といったものにつなげていくことが大事だと言っています。
「小さくゆるく」を認めていく、まずはここが入り口になっていくのです。
習慣を変えるには「続ける」必要はない
ライフハック大全にも習慣化の秘訣が書かれています。
一部抜粋(p274)させていただきます。
習慣は必ず継続をしなければいけない、3日坊主や中断は弱さだという考え方がありますが、こうした考えは捨てましょう。
新しい習慣を身につけるということは、これまでにない新しい行動を人生に取り入れるということです。まずは「行動」ができるかどうかが問題であって、「継続」それ自体には意味がありません。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、最初は継続を意識するよりも「やめないこと」、つまり行動をゼロにしない工夫をさまざまに試してみることから始めます。
習慣化のためには続ける必要はない。「やめない、行動をゼロにしない」という工夫が大切になってくるということです。行動をゼロにしないというところまでハードルを下げると負担感は激減します。
このやめないための工夫、というものがまさに古川氏の言う「ゆるく」始めるというものなのだと思います。
つまりまとめると
「習慣化はロケットスタートではなくスロースタートで良い!」
ということですね。
習慣化について押さえておきたいさらなるポイントが続きます!